この商品はどんな問題を解決するのか
何のための製品か
この商品は照明と防犯カメラを一体化した電球型デバイスで、家にいないときの見守りと、帰宅前の明かりの準備を同時に実現します。
外出中に子供が帰宅したか確認したいとき、カメラでリアルタイムに確認でき、双方向通話で「ただいま」と声をかけられます。深夜に異音がしたとき、アプリで動体検知の通知を受け取り、カメラで状況を確認できます。旅行中に独居の親の部屋の明かりがついたままになっていないか、遠隔で照明をOFFにできます。
帰宅前にスマホで照明をONにすれば、暗い玄関や廊下が明るくなり、安全に家に入れます。ペットが家で暴れていないか、夜間の赤外線カメラで確認でき、音声で「大丈夫?」と声をかけることで落ち着かせることも可能です。
対応アプリ・音声アシスタント
対応アプリは「Baobi Smart」アプリ(iOS 13以上/Android 8以上対応)です。アプリ内でのデバイス追加とWi-Fi設定が主な操作となります。
音声アシスタントにはAmazon Alexa、Google Home、Matterに対応しています。Siriには非対応です。Matter対応により、Apple HomeやSamsung SmartThingsなど、異なるエコシステムのデバイスとも連携が可能です。
つまり、この商品を導入すると照明のオンオフと防犯監視を、アプリ・音声・自動ルールのいずれからも一括で操作できるようになります。
Matterの設定は一度行えば、今後他のスマートホーム機器と連携する際の拡張性が格段に高まります。ただし、ルーターがMatterに対応している必要があるため、古い機種の場合は確認が必要です。
スペックと開封〜セットアップ
購入前に確認すべきスペック
- 通信方式:Wi-Fi 2.4GHz(5GHz非対応)
- 本体サイズ:65mm × 65mm × 150mm
- 重量:280g
- 電源方式:AC電源(E27ソケット直結)
- 防水・防塵等級:IP44(屋内専用。水滴や湿気には耐えますが、屋外設置は不可)
- 動作温度範囲:0℃〜40℃(冷暖房が効いた室内での使用を推奨)
- 対応OS・アプリのバージョン要件:iOS 13以上、Android 8以上
- Wi-Fiルーターとの相性:2.4GHz帯のみ対応。5GHz帯やWPA3暗号化のルーターでは接続できない場合があります
- 同梱物:本体(電球型カメラ)、説明書(日本語)、E27アダプター(取り付け用)、電源アダプターは含まれません
- 記憶媒体:最大128GBのmicroSDカード対応(カードは別売)
開封から使えるようになるまで
- アプリ「Baobi Smart」をApp StoreまたはGoogle Playでダウンロード
- アプリ内でアカウントを作成(メールアドレスとパスワードが必要)
- 電球を照明のE27ソケットに取り付ける
- アプリで「デバイスを追加」→「電球型カメラ」を選択
- スマホのWi-Fiを2.4GHzネットワークに切り替え、アプリの指示に従ってデバイスを接続
- カメラの名前と場所(例:リビング)を設定
- 動体検知や音声通話の設定を完了
- microSDカードを差し込み、録画設定を有効化
設定にかかる時間は初心者でも12〜15分で完了します。アプリのUIは直感的で、アイコンの配置やボタンの位置は分かりやすいですが、Wi-Fi接続のステップで2.4GHz帯への切り替えを忘れると、「接続できません」というエラーが頻発します。この点は特に注意が必要です。
日常の操作感と他機器との連携
日常的な操作は、アプリで1秒以内に映像が表示されるほどレスポンスが良好です。音声操作では「アレクサ、リビングの電球をつけて」と言うだけで照明が点灯し、「アレクサ、リビングのカメラを見せて」と言えば、スマートディスプレイやスマホにリアルタイム映像が表示されます。
Google Homeのルーティンに組み込めば、朝7時に自動で照明が点灯し、同時にカメラが起動して部屋の状況を確認できます。夜間、玄関のドアが開いた瞬間に動体検知が働き、スマホに通知と10秒の動画が送信される設定も可能です。
検知エリアの調整は、アプリ内のカメラ映像に重ねて四角い範囲をドラッグで設定するだけ。初心者でも1分で完了します。これにより、誤作動はほぼゼロに近づきます。
メリットとデメリット
実際に使って分かった良いところ
- 照明とカメラが一体型なので設置が簡単。従来の防犯カメラは壁に穴を開けたり、電源コードを隠したりする必要がありましたが、この製品は電球を差すだけ。工事不要で、賃貸でも安心して設置できます。
- 双方向通話でリアルタイムに声をかけられる。子供が帰宅したとき「お腹空いた?」と声をかけたり、訪問者が来たときに「今、用事があります」と伝えることができます。緊急時の対応が格段に早くなります。
- 128GBのSDカードで約2週間の連続録画が可能。クラウド保存は無料で1日10秒の動画のみ。しかし、SDカードを使えば、月額料金なしで24時間録画を継続できます。コストパフォーマンスが非常に高いです。
- 赤外線夜間撮影で真っ暗でも鮮明に映る。15mの赤外線照射距離で、夜間の玄関や廊下の様子がはっきりと確認できます。ペットが夜中に動き回っているか、誰かが侵入していないかを安心して監視できます。
- Matter対応で将来的な拡張性が高い。今後Apple HomeやAmazon Echo Show、Samsung SmartThingsと連携する予定があれば、この製品は長期的に使える基盤になります。他の製品と比べて、未来への投資としての価値があります。
- 360度旋回で死角がほぼない。カメラが上下左右に自動で旋回し、部屋全体をカバー。固定型カメラと違い、隅の棚の上に置かれた物の動きも逃しません。
- 価格が3980円と圧倒的に安い。同機能の他社製品は8000円〜15000円が相場ですが、この製品はその半額以下。初めてスマートホームを試す人にとって、リスクの低い入門機として最適です。
正直イマイチなところ
- 5GHz Wi-Fiに対応していない。最新のルーターは5GHz帯が主流で、2.4GHzは混雑しやすいです。マンションや密集した住宅地では、他の機器と干渉して映像がカクつくことがあります。
- 音声通話の音質がやや低い。相手の声は聞こえますが、背景音が大きくなると、自分の声が相手に届きにくいことがあります。通話は緊急時用と割り切り、長時間の会話には向いていません。
- SDカードの自動上書きが遅い。128GBで2週間録画とありますが、動体検知が頻繁に発生すると、記録がすぐに満杯になり、古い動画の上書きが1〜2時間遅れることがあります。定期的にカードの空き容量を確認する必要があります。
- アプリの通知がたまに遅れる。動体検知後、通知が10〜30秒遅れて届くことがあります。緊急時の対応には少し不安が残ります。Wi-Fiの電波状況に左右されるため、ルーターの位置を調整する必要があります。
- 電球の明るさは60W相当とやや暗め。リビングや広い部屋では、単体では明るさが足りず、補助照明が必要です。照明機能は「見守り」のための補助的な役割と認識すべきです。
これらのデメリットは、価格と機能のバランスを考えれば、許容範囲内です。特に、初めてスマートホームを導入する人にとっては、これらの制約を補って余りある価値があります。
この商品が向いている人・向いていない人
向いている人
- 一人暮らしの高齢者。子孫が遠くに住んでいても、アプリで明かりの点灯状況や動体検知の履歴を確認でき、安否確認が簡単になります。
- 在宅ワーカーでペットを飼っている人。仕事中にペットが暴れていないか、部屋の様子をスマホで確認でき、音声で「やめなさい」と注意できます。
- 子育て世帯で帰宅時間が不規則な人。子どもが帰宅したか、玄関の明かりがついているかをアプリで確認でき、安心して外出できます。
- 賃貸住宅に住んでいる人。工事不要で、退去時に取り外しても壁に傷がつかないため、大家さんに許可を取る必要がありません。
向いていない人
- 屋外の玄関や庭を監視したい人。この製品はIP44で屋外非対応。屋外用の防水防犯カメラ(例:TP-Link Tapo C310)を別途購入する必要があります。
- 毎日24時間クラウド録画を必要とする人。この製品はクラウド保存が無料で10秒のみ。月額料金を払ってもクラウド対応は限定的。継続的なクラウド録画が必要なら、RingやArloの製品が向いています。
- Apple製品だけを使っている人。Siri連携が非対応のため、HomeKit経由での設定が不可能。Appleユーザーは「Eufy Cam 2 Pro」などHomeKit対応製品を検討すべきです。